「ゼロトラストを活用したコスト削減」シリーズ第3回：M&Aにおける価値実現の迅速化

経済の不確実性が広がり、景気後退への懸念が高まるなか、世界中の組織があらゆる分野でコスト削減に取り組んでいます。残念ながら、セキュリティやネットワークといった重要な部門でさえ、予算の引き締めを迫られています。では、これらの部門が巧妙化する高度なサイバー攻撃を防ぎつつ、日常業務を維持しながらコスト削減を進めるためにはどうすればよいのでしょうか？

このブログ シリーズでは、ゼロトラスト アーキテクチャーを活用することで、どのようにコストを削減できるのかを解説します。各ブログには、ゼロトラストがもたらす財務上のメリットをわかりやすく説明する動画が掲載されています。第1回のブログでは、インフラを簡素化し、ハードウェアを廃止することで技術コストを削減する方法を取り上げました。第2回では、運用効率を高め、管理負荷を軽減するために運用上の複雑さを削減することの重要性を紹介しました。

第3回となるこのブログでは、以下の内容を取り上げます。

M&Aで浪費される時間とコスト

合併と買収(M&A)は、多くの組織にとって重要な戦略の一環です。しかし、境界型アーキテクチャーは、綿密に計画されたM&Aプロセスの妨げとなり、本来得られるはずのメリットを損なう要因となります。こうした従来のアーキテクチャーは接続とセキュリティを提供する仕組み自体が複雑であるため、リスクが発生し、2つの組織を統合する際のIT統合を困難にします。その結果、時間とコストが浪費されてしまうのです。

ゼロトラスト アーキテクチャー

ゼロトラストは、セキュリティと接続に対して根本的に異なるアプローチを提供します。従来のハブ＆スポーク型ネットワークや城と塀のセキュリティ モデルに伴う複雑な課題を解消し、コストを抑えた、よりスピーディーなM&Aを実現します。以下の動画では、M&Aにおける主な財務上の課題と、ゼロトラストがどのようにそれを解決するかについて解説しています。

Zero Trust Exchangeを導入し、財務上のメリットを実現したお客様の成功事例をこちらのeBookで紹介しています。ぜひダウンロードしてご確認ください。また、オンデマンド ウェビナー「6 Ways to Cut Costs with a Zero Trust Architecture (英語)」では、Zscalerがコスト削減にどのように貢献できるかを詳しく解説しています。

次回のブログでは、サイバー脅威やデータ侵害を防ぐことがなぜコスト削減につながるのかを掘り下げます。