みなさん、こんにちは。Zscaler セールスエンジニアの樋口です。
このシリーズでは、2023年 9月15日に開催される Zenith Live ’23 Tokyo の Breakout Session を各セッションスピーカーからご紹介させていただきます。
第1回目は ”ゼロトラストを成功に導くゼットスケーラーアーキテクチャの7つの要素” についてお届けいたしました。
第2回は、私の担当セッションである ” 事業継続を下支えするZscalerのCloud Resilience” についてご紹介します。
2010年代からクラウド型のWeb会議システムをはじめとしたSaaSや、仮想マシンやコンピューティング/ネットワークリソースをサービスとして利用するIaaSなどのクラウドサービスは日本企業においても利用を拡大してきました。
これら当社を含むクラウドサービスを提供するベンダーは、サービスの開発に金銭・人的リソースを投資し、機能だけではなく、日々安定してサービスを提供することを重要視しています。
一方でそのような莫大な投資が行われているクラウドサービスであっても障害、サービス停止は発生してしまい、「Web会議システムが障害で利用できない・遅い」、「メールにアクセスができない」、「IaaS上の仮想マシンが利用できない」といったこと経験した方は少なくないと思います。
このような背景から、近年はクラウドサービスの世界においてもResilienceが重要視されています。Resilienceとは「回復力」、「復活力」という意味で利用され、Cloud Resilienceは、クラウドサービスの障害時やサービス停止時におけるサービス提供の維持・復旧力を意味します。
当社は、SWGから数え15年以上クラウドベースのサービスを世界中のお客様に提供してきた経験、知見、技術、体制をZscaler Resilienceとして、安定したサービス提供やサービス障害時の復旧力をお客様にお届けいたします。
本Breakout Sessionでは、Zscaler Resilienceの以下の3つの要素を中心にご紹介することで、 Zscalerが安心してご利用いただけることプラットフォームであることをご理解いただきます。
・安定したサービスを維持するための、信頼できる、回復力に優れたプラットフォームとクラウドライフサイクル
→ 世界150カ所以上のロケーション・複数大陸に跨ったデータセンター群・利用者の増加やイベントに備えたパフォーマンス能力など
・各種障害に備えたZscalerのバックエンドの仕組みや機能とアプローチ
→ 軽微なノードクラッシュだけではなく、データセンターやロケーションレベルの障害やパフォーマンス問題を解決する仕組みや機能
・お客様がコントロール可能なDisaster Recovery機能
→ 戦争や大規模な自然災害時など壊滅的破壊稼働を想定し、万が一当社のサービスの障害・一時停止が発生してしまった場合であっても業務を継続していただくための機能
これらを深掘りしてご紹介いたします。
ぜひZenith Live '23 Tokyoにご参加ください。
≪Zenith Live '23 Tokyo セッション紹介シリーズ≫
第1回 ゼロトラストを成功に導くゼットスケーラーアーキテクチャの7つの要素
第2回 事業継続を下支えするZscalerのCloud Resilience
第3回 Zscalerが提供するデジタルエクスペリエンスの進化
第4回 拠点間通信やサーバー・IoT/OT領域へのゼロトラスト接続の拡大
また弊社のプリンシパル セールスエンジニアの笹川がラスベガスで参加したZenith Liveの内容をブログにまとめました。こちらも覗いてみてください。