概要
シンプルかつ包括的で費用対効果の高い保護
SaaSプラットフォーム全体のデータを保護するために、複雑で高額なセキュリティのポイント製品は必要ありません。たった1つの統合ソリューションで、SaaSデータとそのセキュリティ態勢を管理、保護できます。

SaaSデータの保護
マルチモード クラウド アクセス セキュリティ ブローカー(CASB)を使用

セキュリティ態勢の強化
SaaSセキュリティ ポスチャー管理(SSPM)を使用

SaaSサプライ チェーンの管理
シャドーITを洗い出して監査

アイデンティティー リスクへの対応
ゼロトラストの最小特権アクセス アプローチを使用

CTEMプロジェクトを加速
豊富なSaaSポスチャーのインサイトで実現
課題
SaaSのセキュリティに死角があると、脅威や情報漏洩のリスクが高まります。このギャップを埋める効果的なツールがない場合、セキュリティ部門は以下のような問題を抱えることになります。
- 可視性の欠如:機密データがSaaSプラットフォーム内でどのように取り扱われているかを把握するのは簡単ではありません。
- 設定ミス:SaaSの設定や複雑さにより、ヒューマン エラーが起こりがちです。
- リスクの高い統合:ユーザーは、安全性の低いサードパーティー製アプリをSaaSプラットフォームに自由に接続できます。
過剰な権限:過剰な権限を持つユーザーは、組織やデータを脅威にさらす可能性があります。

ソリューションの概要
SaaSセキュリティを自社で制御

メリット
可視性と制御の統合

CASBによるSaaSデータの保護
SaaSアプリに送信されるデータやSaaSアプリ内のデータを完全に可視化し、きめ細かなポリシーを施行してリスクの高い共有を制御します。

SSPMによるセキュリティ態勢の強化
SaaSプラットフォームの危険な設定ミスを継続的にモニタリングし、ヒューマン エラーや見落としによるリスクの高い構成ドリフトを修正します。

SaaSサプライ チェーンの管理
SaaSのシャドーITの詳細な検出を活用して、リスクの高いサードパーティー製アプリの統合やアドオンを特定して監査します。

アイデンティティー リスクへの対応
ゼロトラストの最小特権アクセスを施行し、リスクの高いユーザーや許可されていないユーザーがSaaSアプリやデータにアクセスできないようにします。
ソリューションの詳細
よりスマートなセキュリティで組織を保護
SaaSプラットフォームとネイティブに統合
Microsoft 365、Google Workspace、Slack、Salesforce、Atlassianなどのプラットフォームをネイティブにサポートし、数分で接続してスキャンできます。

完全な可視性を瞬時に入手
機密データを特定し、アイデンティティー、権限、設定ミス、統合、アドオンなど、SaaSのセキュリティ上のリスクをすべて把握できます。

自動修復とガイダンス
すべてのリスクに優先順位を付けて把握することで、セキュリティ態勢を強化します。自動修復または修復ガイダンスにより、最もリスクの高いギャップに迅速に対応できます。

ガバナンスとコンプライアンス
SaaSクラウドのセキュリティ態勢を継続的にモニタリングし、構成ドリフトに関するレポートを取得してセキュリティとコンプライアンスの維持に役立てられます。

ユース ケース
SaaSプラットフォーム全体のセキュリティを次のレベルへ

すべてのSaaSプラットフォームにおける未解決のセキュリティ ギャップとリスク統合を検出して解消します。

組織外のエンティティーとのリスクの高い共有またはコラボレーションのために、機密データの監視、制御を行います。

すべてのSaaSプラットフォームの統合を精査し、リスクの高い接続を無効化することで攻撃対象領域を縮小します。

SaaSのセキュリティ態勢を監視および修正し、組織全体で一貫したコンプライアンスを確保します。
Zscaler Zero Trust Exchangeの特長
ビジネスを保護し、簡素化し、変革する包括的なプラットフォーム
よくある質問
SaaSセキュリティ ポスチャー管理(SSPM)とクラウド アクセス セキュリティ ブローカー(CASB)は、どちらもクラウド セキュリティ ソリューションです。SSPMソリューションは、SaaSアプリの構成や脆弱性の問題を監視および評価し、侵害やコンプライアンス違反のリスクを軽減します。一方、CASBは、クラウド アプリケーション内のデータや環境間を移動するデータをセキュリティ部門が制御できるようにします。
SaaSセキュリティ ポスチャー管理(SSPM)とクラウド セキュリティ ポスチャー管理(CSPM)は、どちらもクラウド セキュリティに関連しているものの、それぞれ異なる領域に重点を置いています。SSPMは、SaaSアプリケーションの設定ミスや脆弱性を特定し、対処しますが、CSPMは、IaaSやPaaSなどのクラウド環境でのセキュリティ管理に広く焦点を当てています。
SaaSセキュリティ ポスチャー管理(SSPM)とクラウド アクセス セキュリティ ブローカー(CASB)のソリューションを連携することで、クラウド セキュリティを継続的に監視し、ポリシーを施行できます。SSPMは、SaaSアプリのセキュリティ リスク要因を可視化し、修復を支援します。CASBは、セキュリティ ポリシーの施行、アクセスの制御、クラウド サービス全体のデータの保護により、これを補完します。