※この記事は、5月17日に英語で公開されたブログを元に作成しております。
前回のブログでは、ゼットスケーラーがZero Trust Champion of the Yearを含む2部門でMicrosoftコミュニティからノミネートされたことをご紹介しました。そして5月12日、Microsoft 20/20パートナーアワード授賞式で受賞者が発表されました。この授賞式は、各種主要分野において業界で優れた功績をあげたパートナーを評価する権威ある式典です。
そしてこのたび、ゼットスケーラーが並み居る競合を抑えてZero Trust Champion of the Yearアワードを受賞しました。Microsoftコミュニティに感謝を申し上げます。また、今回の受賞は、ゼロトラストアーキテクチャの基盤となるゼットスケーラーの将来を見据えたビジョンと、優れた革新性が評価されたことによるものと自負しております。モバイルとクラウドの導入が進む現在、世界の大手企業のデジタルビジネスの保護方法を、ゼロトラストアーキテクチャが再構築しようとしています。今回の受賞は、バイデン政権が発表した画期的なサイバーセキュリティ対策の強化の大統領令とも符合しています。この大統領令は、セキュリティをより俊敏で復元力のあるものへと進化させ、リスクを大幅に低減するために、官民双方の取り組みの最前線にゼロトラストを据えています。
ゼットスケーラーが掲げるゼロトラストの3つの基本原則
ゼロトラストは、高度な知識を持ち急激に進化する攻撃者の攻撃手法を阻止して先手を打てる唯一の方法として、様々な業界で取り上げられるようになりました。ユーザ、データ、アプリケーションがいたるところに存在するようになった現在、クラウドネイティブで、現代の企業ニーズに合わせて最適化され、変化し続ける脅威に適応可能な、これまでとは異なる対策が求められているのです。ゼットスケーラーでは、真のゼロトラストアーキテクチャは、次の3つの原則に基づいて構築されなければならないと考えています。
- ゼロネットワークアクセス: ユーザを企業ネットワークではなくアプリに接続することで、水平方向の移動を防ぎます。
- 攻撃対象領域ゼロ: アプリを公開しないようにして攻撃から守ります。
- パススルー接続ゼロ: すべての権限を信用せず、プロキシアーキテクチャを用いてサイバー脅威を防止してデータ保護を強化します。
レガシーなネットワークセキュリティアーキテクチャでは、ゼロトラストを実現できません。従来のセキュリティソリューションで新時代に対応しようとすれば、セキュリティを強化できずに複雑化してコストが膨大になるばかりです。MicrosoftのZero Trust Champion of the Yearは、ゼロトラストアーキテクチャを包括的に提供するゼットスケーラーのアプローチが評価されたものですが、MISA(Microsoft Intelligent Security Association)の会員のみによる投票で今年の受賞者が選ばれていることは、さらに意味のあることだと思います。
今後もゼットスケーラーはMicrosoftと協力して、業界をリードするゼロトラストアーキテクチャであるZscaler Zero Trust Exchangeを基盤に、お客様の環境に優れたセキュリティ対策を提供してまいります。この名誉ある賞を与えて下さったMISAの会員の皆様、そしてMicrosoftに感謝を申し上げます。業界内から評価いただいたことは身の引き締まる思いであり、ゼロトラストをお客様に提供するゼットスケーラーの戦略と実行力を信頼していただいたことを大変光栄に思います。
Zenith Liveのセッションをお見逃しなく
先月終了いたしましたゼットスケーラーのバーチャルイベント「Zenith Live」では、「Full Cloud Ahead(クラウドで前進する未来)」をテーマに、Microsoft様をはじめ、さまざまなセッションを日本語でも展開いたしました。オンデマンドでも視聴が可能ですので、ぜひご覧ください。
受賞の機会を与えてくださいましたMicrosoftとMISA(Microsoft Intelligent Security Association)の皆様に改めて感謝いたします。