Zpedia 

/ AIの可視化とは

AIの可視化とは

AIの可視化とは、AIのアプリ、モデル、ユーザー、エージェント、プロンプト、応答、パイプライン全体において、AIがどこで使用され、どのようなデータにアクセスし、どのように動作するかを把握する実務的な機能です。これにより、AIは漠然とした「ブラック ボックス」から、小さなミスが大きなインシデントに発展しないように測定および管理し、改善することが可能なものに変わります。

組織のセキュリティにおいてAIの可視性が重要な理由

AIは通常、劇的なクラッシュで機能しなくなるわけではありません。多くの場合、問題は静かに進行します。1つのプロンプト、1つのデータセット、1つの設定ミスが、やがてパターン化して、大きな問題につながるのです。AIの可視化が必要な理由は、それにより、想像上の状況ではなく、現実の状況が明確に見えるようになるからです。

  • これにより隠れた使用状況が明らかになります。未承認のアシスタントやモデル エンドポイントの使用があった場合には、それらを可視化して検出することで、追跡されないデータ パスの発生を予防できます。
  • 共有されている内容が明らかになります。プロンプトレベルのインサイトにより、機密情報の貼り付け、アップロード、あるいは日常業務を通じた間接的な漏洩を把握できます。
  • これにより、責任の所在を明らかにできます。AIの動きを部門やワークフロー別にマッピングできると、説明責任が単なる方針表明ではなく、実効性を持って運用できるものになります。
  • 「知らなかった」というリスクを軽減します。可視性を高めることで、サービス、信頼、収益に悪影響が出る前に、使用量の異常な急増、危険な動作、モデルの急激な変化といった初期の兆候を察知できます。

セキュリティ部門にとってAIの可視化がもたらす5つの主なメリット

強力な可視性レイヤーは単なるダッシュボードではなく、機会を逃さずにイノベーションを推進し続けるための手段です。AIの活動を明確に観察できれば、事後的にAIに対応するのではなく、AIを制御できるようになります。

  1. インシデント対応の加速と明確化

    問題が発生すると、時間は瞬く間に経過します。可視性を高めることで、「何かがおかしい」と感じてから「これが根本原因だ」と解明できるまでの時間を短縮できます。なぜなら、ログ、プロンプト、使用パターンがすでに記録されているからです。

  2. 情報漏洩防止のためのより良い意思決定

    一律でブロックしたくなる場合もありますが、それでは往々にして誠実に仕事をしている人々が不利になります。AIとのやり取りの状況を可視化することで、生産性を損なうことなく機密データを保護する、よりスマートな制御を設定できるようになります。

  3. パブリックAIとプライベートAIに対する強力なガバナンス

    AIの導入は、SaaSツール、組み込み機能、社内モデルなど、幅広い分野に広がっています。可視性があれば、パブリックとプライベート両方のAI環境を別々のルールを持つ別々の空間として扱うのではなく、一貫した方法で管理できるようになります。

  4. モデルの信頼性と出力品質の向上

    ユーザーがAIの出力結果を信頼しなければ、AIはツールではなく単に目新しいだけの存在になってしまいます。パフォーマンス、フィードバック シグナル、プロンプトのパターンを可視化することで、ハルシネーションを減らし、情報取得を強化し、結果の信頼性を高めることができます。

  5. 業務効率の向上とコスト管理

    AIを使用する場合、冗長なツール、重複した導入、不適切なワークフローなどがあると、気付かないうちにコストが積み上がってしまう可能性があります。可視化によって無駄が明らかになり、実際に価値を生み出しているシステムはどれなのかが明確になるため、合理的な統合が可能になります。

AIの可視性の欠如に伴う課題

可視性の欠如とは、単なる1つの問題ではなく、霧のようなものです。中にいると何とかやり過ごす方法を学んでしまうようになるからです。残念ながら、霧の中では誤った思い込みが蔓延しやすく、誤った思い込みの代償は大きくなります。

管理されていないシャドーAIとツールの乱立

ビジネスの動きは速く、従業員は今すぐ自分たちに役立つものを積極的に取り入れるでしょう。可視性がなければ、未承認のツールは増殖し、データは予測不可能な方向に流れ、セキュリティ部門は正確に把握できない環境を守ることに終始してしまいます。

プロンプトやアップロードによる隠れたデータ漏洩

機密データは、明白なダウンロードを通じてのみ漏洩するわけではありません。顧客記録をチャットにコピーしたり、ソース コードをプロンプトに貼り付けたり、締め切りに間に合わせるために「今回だけ」ファイルをアップロードしたりした際に、情報が漏洩するのです。

追跡困難な障害とモデルの誤用

AIシステムが有害または誤った出力を生成した場合、その理由を探るため、プロンプト、ポリシー、データ ソース、モデルのバージョン、ユーザーの意図などを把握する必要があります。そうした糸口がなければ、推測するしかなく、推測では規模を拡大できません。

コンプライアンスの不確実性と監査への不安

規制当局や内部監査担当者にとって、「問題ないと思う」という意見は証拠にはなりません。AIシステムが文書化よりも速いペースで進化する現状では、一貫した監視、レポート、制御の証明がなければ、コンプライアンス対応は大きく混乱します。

関連コンテンツ

2026年版ThreatLabz AIセキュリティレポート

レポートを入手する

AI戦略の加速

詳細はこちら

AI資産管理でAIを安全に導入

詳細はこちら

AIの可視化によってセキュリティ、コンプライアンス、ガバナンスを強化する方法

セキュリティとコンプライアンスを実現するには、何が起こっているのかを把握することが重要です。誰が何にアクセスし、何が共有されたのか。どのような制御が適用され、何らかの逸脱はあったか、といったことを可視化します。AIの可視化により、変化の激しい環境の現実的な監視を維持しながら、裏付けのある真のデータを明らかにできます。

  • 確実な監査証跡の作成:ユーザー、プロンプト、応答、アプリケーションのログを保持することで、記憶やスクリーンショットに頼ることなく、調査や内部ガバナンスに対応できます。
  • 使用時点でのポリシー施行の強化:可視性があることで、AIツールにアクセスできる人や、やり取りの方法に関して、きめ細かな制御を行うことが可能になります。これにはリスクが高い場合の隔離など、より安全な代替手段も含まれます。
  • 悪意のある、または安全でないAI動作の検出:プロンプトと出力のパターンを観察することで、プロンプト インジェクションの試み、ジェイルブレーク、有害なコンテンツの生成などの悪用事例を明らかにできます。
  • 進化するフレームワークとの継続的な整合性のサポート:コンプライアンスは静的なものではありません。要件の変化に合わせて、継続的な監視と証拠収集を行い、組織の内部ポリシーと外部基準とを整合させる必要があります。

効果的なAIの可視化ソリューションの中核となる構成要素

AIを効果的に可視化するには、複数の要素が不可欠です。即時の観察、過去の状況把握、そしてアクティビティーをデータや結果と結びつける機能が必要です。さらに、重要なのはすべての指標の収集ではありません。適切なシグナルを収集し、それらをアクションに結びつけることで、AIがそのライフサイクル全体を通して観測可能、制御可能、かつ統制可能になることが大切です。

その機能を整備する実際的な方法は、ファネル状にすることです。

  • 検出:まずは、使用されているすべてのAIアプリ、アシスタント、モデル、サービス、エージェント、パイプラインを特定します。誰も公式に発表していないものも含めます。それらのインベントリーをリネージを含めて作成し、AIエコシステム(クラウド サービス、エージェント、モデル、MCPサービス、サポート インフラ)がどのように連携しているかをマッピングすることで、保護が必要な箇所を正確に把握できます。AIゲートウェイ、SaaS型AIツール、社内エンドポイントからのベースライン テレメトリーを収集し、企業全体のAI利用状況を一元的に可視化します。
  • 検査(プロンプト対応):可視化の対象は、プロンプトや応答だけでなく、それらに伴うコピー&ペースト、アップロード、ダウンロードなどのユーザー操作にまで及ぶ必要があります。何が起こったかだけでなく、なぜそれが起こったのかを理解するための十分なコンテキストを取得することで、利用パターンがデータの漏洩、モデルの動作、そしてビジネス成果にどう繋がっているかを、時間の経過とともに関連付けることができます。
  • 制御(インライン):こうして得られた知見を、ユーザー、アプリ、リスクに基づいて動作をブロック、許可、または安全に制限できるポリシー制御と組み合わせます。優先するのは、AIトラフィックをインラインで検査し、危険なパターンを特定し、機密データの漏洩を防ぐと同時に、安全でない出力を抑制するガードレールです。貴重なトレーニング データは、その目的を理解して適切に保護することで、ポイズニングや設定ミス、漏洩から守ることができます。保護対策なしに観察するのは、汚染が広がるのを眺めているのと同じです。
  • ガバナンス(態勢/報告):可視性は、本番展開まで継続的に確保される必要があり、実証実験(パイロット)段階で終わってはなりません。継続的なリスク評価、ガイド付き是正措置、そして手作業による負担なしにポリシーやフレームワークとの整合性を示すガバナンス レポートを重視することで、AIによる可視性が持続可能なものとなります。
  • 改善(調整、フィードバック、レッド チーム演習):検出、検査、制御した内容を活用して、継続的な改善を図ります。実際の使用状況に基づいてポリシーと検出方法を調整し、運用での教訓をガードレールとワークフローに反映させます。さらに継続的なレッド チーム演習で防御策を検証することで、時間の経過とともに、モデルの悪用の削減とデータ保護の強化を実現します。

AIの可視化の実装手順:ステップごとのガイド

単一のツールやダッシュボードではAIの可視性は向上しません。検出、プロンプトに対応した検査、実行を運用成果に結びつける、再現性のあるプログラムが必要です。目標は、AIの採用を遅らせたり社員に回避策を講じさせたりせずにガバナンスとセキュリティを確保できるレベルまで、利用状況を監視可能にすることです。

  1. AIの利用状況の把握(SaaS+Web+API+組み込み型Copilot)

    まずは、組織のどこにAIが存在しているのかを把握するために、実際の使用状況のインベントリーを作成することから始めます。対象となるのは、パブリック生成AIアプリ、SaaSに組み込まれたAI機能、開発者ツール、社内モデルのエンドポイント、そしてエージェント型ワークフローなどです。どのツールを誰が使用しているか(ユーザー、グループ、部署)、どこで使用されているか(場所、デバイス)、そしてどのようにアクセスされているか(ブラウザー、API、プラグイン)を含めてください。「シャドーAI」を早期に発見することを優先し、未承認のツールが目に見えないデータ パスとならないようにします。

  2. データの漏洩経路(プロンプト、ファイル、コネクター、RAGソース)の分類

    AIがどこで使用されているかが分かったら、データがAIの中をどのように流れるかをマッピングしましょう。漏洩経路は以下のように分類します。

    • プロンプト テキスト(コピー&ペースト、タイプ入力)
    • ファイルのアップロード/ダウンロード(文書、スプレッドシート、画像)
    • コネクターと統合機能(アプリ、ストレージ、チケット、メッセージング)
    • RAGソース(インデックス、ベクトル ストア、ナレッジ ベース、データセット)
    • ビジネスに最も関連性の高い機密データの種類(例:ソース コード、個人情報、PCI、PHI)を分類します。その後、機密データ、広範なアクセス、外部モデルのエンドポイント、脆弱なガードレールの組み合わせなど、最もリスクの高い組み合わせを特定します。

     

  3. プロンプト対応の検査とログ記録の有効化

     

    可視性は、プロンプト、応答、およびそれらのコンテキスト(ユーザー、アプリ、アクション、ポリシー)といったやりとりそのものを監視できて初めて、実用的なものになります。プロンプト/応答の抽出と分類を有効にして、次のような質問に答えられるようにします。

    • どのような種類のコンテンツが入力されているか?
    • ユーザーは規制対象データを共有しようとしているか?
    • 応答が、有害、不適切、またはポリシー違反の領域に入り込んでいないか?
    • 調査や根本原因分析に支障をきたさないよう、ログの記録は一貫性を保ちつつ、二次的な情報漏洩リスクを低減するためにログへのアクセスを制限します。

     

  4. インライン制御(DLP、隔離、許可/ブロック、コーチング)の施行

    検査の環境が整ったら、使用するタイミングで制御を適用します。そうすることで、インシデントを未然に防ぐことができます。これは事後の記録に勝ります。インラインでの実用的なアクションに重点的に取り組みます。以下はその例です。

    • ユーザー/グループごとに特定のAIアプリまたはアクションを許可/ブロックする
    • 危険な行動だが修正可能な場合、その場でユーザーにコーチング/警告する
    • インラインDLPにより、プロンプトやアップロードを介して機密データが流出するのを阻止する
    • リスクが高いが生産性が重要な場合、インタラクションを隔離/制約する
    • 重要なのは精密な制御です。一律の禁止は避けるようにします。それは、ユーザーが未承認のチャネルでの利用を余儀なくされ、本来構築するはずだった可視性が損なわれるためです。

     

  5. 態勢レポートと継続的な監視の追加

    AIの可視性は、継続的な監視が伴わなければ、確実なものにはなりません。態勢を視覚化して、時間経過に伴う変化(例:新しいアプリの出現、新しいモデル エンドポイント、設定変更、アクセス パスの拡大、繰り返すポリシー違反)を追跡します。この追跡を、ガバナンス レポートと連携させます。観測されたリスクと制御の網羅状況を、組織が重視する(かつ順守を証明すべき)フレームワークや基準に紐付けてレポート化することで、最後に慌ててコンプライアンスに対応する事態を避けられます。

  6. 運用化(SOCプレイブック、GRCの証拠、KPI)

    日々のセキュリティやコンプライアンス実務を担う部門に可視性を組み込むことで、実運用で活用します。

    • SOCワークフロー:プロンプト インジェクションやジェイルブレークの試み、不審な使用状況の急増、高リスクのデータ共有パターンに対応するためのトリアージ ルールとプレイブック
    • GRCの証拠:監査対応ログ、制御の証明、手作業による収集を削減できる再現性のあるレポート機能
    • KPI:シャドーAIの削減、ポリシー違反の傾向、AI関連の検出事項に対する検出時間/封じ込めまでの時間/修復時間

     

最後に、継続的なテスト(自動化されたレッド チーム演習を含む)で進捗状況を検証することで、単に動作を監視するだけでなく、AIシステムや脅威が進化しても防御策が機能し続けていることを証明できます。

ZscalerでAIを完全に可視化する方法

Zscalerは、AIの利用を観察可能かつ管理可能なものにします。AIアプリ、アシスタント、プロンプト、応答を可視化し、その知見をインライン制御と組み合わせることで、データの漏洩、誤用、ポリシー違反を削減します。広範囲の検出(シャドーAIを含む)とAIとのやりとりの詳しい把握(プロンプト/応答のインサイト)の両方を提供するため、組織は「多分大丈夫だろう」という状態から、証拠に基づいたガバナンス体制へと移行できます。また、SPLXの機能によって、アクセスにとどまらず、AIライフサイクル全体での可視性を強化しています。組織はAI資産をより早期に検出し、継続的にテストし、開発から展開まで継続的な監視を維持できるようになります。

  • AIの環境の検出と管理:AIモデル、エージェント、サービス、データセット、ベクトル、サポート リソース全体を全方位から把握します。主要なクラウドAIプラットフォームや管理対象外AIサービスまで網羅します。
  • インラインのプロンプト対応の制御を用いたAI使用の保護:ユーザーベースのアクセス ポリシーと高性能な検査を適用して、プロンプト インジェクション/ジェイルブレークの試みをブロックし、機密データの漏洩を防ぎ、リスクの高いコンテンツをリアルタイムで管理します。
  • 自動化されたレッドチーム演習による防御策の継続的検証:定義済みプローブとカスタム プローブ(マルチモーダル入力を含む)を使用して大規模なテストを実行し、結果を追跡し、AIライフサイクル全体にわたって修復を加速します。
  • ガバナンスとコンプライアンス レポートの強化:コンプライアンス態勢を継続的に監視し、AIリスクを進化するフレームワークや標準(例:NIST AI RMF、EU AI Act、OWASP LLM Top 10)にマッピングします。また、監査対応可能なレポートを作成し、カスタム ポリシーとの整合性を確保します。
  • SecOpsにおけるAIの可視性の運用化:高度なテレメトリー、サードパーティーのシグナル、AI支援ワークフローを活用することで、アラート疲労を軽減し、調査を迅速化し、脅威をより早く封じ込めることができます。これにより、AIの可視性は、単なるダッシュボードではなく、日々のセキュリティ成果となります。

AIの可視化に関するよくある質問

AIの可視性とは、AIがどこで使用されているか、誰が使用しているか、どのようなデータが共有されているか(プロンプト、アップロード、出力など)、そしてAIシステムがどのように動作するかを経時的に把握できる機能のことです。これにより、リスクを測定し、ポリシーを徹底し、推測ではなく証拠に基づいてインシデントを調査することができます。

3つのシグナルから始めます。(1)使用されているAIの検出(シャドー使用を含む)、(2)プロンプト、アップロード、出力に関するインタラクションレベルの知見(分類付き)、(3)アクティビティーが部門、ツール、ワークフローに結びつくようにするための基本的なリネージ/責任者。

シャドーAI (未承認のAIツールの使用)は、AI/MLサービスへの送信トラフィックの検査、既知のAIドメインに対するDNSクエリーやURLの分析、SaaSのログ確認によって検出されます。Zscaler Zero Trust Exchangeは、すべてのユーザーと拠点におけるAIアプリケーションの使用状況をインラインで可視化し、承認済みのAIツールと未承認のAIツールを識別します。また、すべてのデバイスにエンドポイント エージェントを導入することなく、これを実現します。

誰が、いつ、どこで何をしたか(ユーザー/アプリ/モデル)を記録し、さらにポリシーの決定や分類(例:DLP/モデレーションの結果、アップロード試行、機密データの検出)も記録します。生データの取得範囲を厳密に限定する(必要最小限のアクセス、保持期間の制限、可能な限りの伏字化など)ことで、可視化が新たな情報漏洩の温床とならないようにします。

  • Zscaler Internet Access (ZIA) — アプリ レベルのきめ細かさですべてのAI/MLトラフィックのインライン検査を実施
  • Zscaler AI Visibilityダッシュボード —AIアプリの使用状況、リスク スコア、データ漏洩に関する専用のビューを表示
  • Zscaler Data Protection (DLP) —LLMのAPIに送信される機密性の高いコンテンツを分類および監視
  • Zscaler内のCASB (クラウド アクセス セキュリティ ブローカー) —SaaSベースのAIツールを検出および制御

AIの可視性については、AIを使用したユーザー(ユーザー/サービスのアイデンティティー)、アクセスされたAIアプリ/モデル、アクセスの時刻と場所(デバイス、場所、IP)、関与したデータ(分類ラベル、DLPの一致、アップロード/ダウンロードの方向)、実行されたアクション(許可/ブロック/コーチング/伏字化)、セッション/コンテキストの主な詳細(テナント、ポリシー、リスク スコア)を記録します。またAIポリシーと統合に対する管理上の変更も記録します。

SaaSトラフィックとログにおける未承認AIアプリの使用状況を特定し、AI関連のドメイン/アプリを分類し、アクセスをアイデンティティーおよびデバイス ポスチャーと関連付けることにより、シャドーAIを検出します。次に、観測された使用状況を承認済みのAI一覧と比較し、未知のツール、リスクの高いテナント、管理されていないデータ フローにフラグを立てます。

  • 発見されたAIアプリの数(承認済み/シャドーAI)
  • AIツールにアクセスするユーザーと部門
  • AIサービスにアップロード/ダウンロードされたデータ量
  • 機密データ漏洩イベント(PII、ソース コード、IP)
  • ポリシー違反(ブロックされたトランザクションと許可されたトランザクション)
  • AIアプリのリスク スコア(SaaSプロバイダーのセキュリティ態勢に基づく)

可視性はセキュリティの前提条件です。見えないものは保護できません。Zscalerは、この両方の課題に対応しています。つまり、AIアプリの検出やダッシュボードによる可視化とともに、Zscaler Internet Access (ZIA)によるインラインDLP、アクセス制御、脅威対策を通じてセキュリティを実現します。。

  • AIの可視化:どのようなAIツールが、誰によって使用され、どのようなデータがそれらのツールに流れているかを検出し、監視することに重点を置きます。期待される成果は、意識向上と報告の促進です。
  • AIセキュリティ:AIサービスからの、またはAIサービスへのデータ漏洩、悪用、脅威を防ぐためのポリシーの施行に重点を置いています。結果として、リスク軽減と施行強化が実現します。

AIの可視化により、規制対象データ(GDPRに基づくPII、HIPAAに基づくPHI)が同意や保護措置なしに外部のAIモデルに送信されていないかが明らかになります。これがないと、組織はデータ最小化、合法的な処理、または事業提携契約の適用範囲を証明できません。Zscaler Data Protectionは、AIサービスに流れる機密データをリアルタイムで検出およびブロックし、コンプライアンスの証拠に必要な監査証跡を支援します。

その他のセキュリティ用語を見る

もっと深く知りたいですか?ゼロトラストおよび関連するサイバーセキュリティ概念の明確な定義については、セキュリティ用語集をご覧ください。