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私がゼットスケーラーを選んだ理由 ~新たなキャリアへの挑戦 Volume 2:金田 博之~
シリーズでお届けしている「私がゼットスケーラーを選んだ理由」。今回のブログでは、ゼットスケーラー株式会社 代表取締役 エリアバイスプレジデントの金田 博之が語る「My Journey to Zscaler(私がZscalerを選んだ理由)」をテーマに、第2回目として以下の3つのポイントを詳しくご紹介します。まだ第1回目をご覧になっていない方は、ぜひこちらからチェックしてみてください。
- Zscalerでは自分がチームの一員だと感じる時はどんな時ですか?
- Zscalerでリーダーであることは、どのような意味を持つのでしょうか?
- 今の仕事で一番楽しいと感じることや面白いと思うことは?

2025年2月、長野県蓼科高原の横谷渓谷にて
Q4: Zscalerでは自分がチームの一員だと感じる時はどんな時ですか?
Zscalerの代表として、日本市場の成長を牽引する立場にある私は、時に孤独を感じることがあります。最終的な判断を下し、トラブルが起これば最終責任を負う。自ら意思決定することだけでなく、権限委譲先の経営幹部や各リーダーが行う判断の最終責任も負う。その意味では、常に孤独と向き合う立場にあります。しかし、そんな時に社員が協力的な姿勢を示してくれたり、何気ない会話の中で気にかけてくれたり、私が発信したメッセージに対して反応を返してくれると、心から「自分もこのチームの一員なんだ」と感じることができます。
特に、社員が私に率直な意見を伝えてくれたり、困ったときに助け合おうとする姿勢を見せてくれたりすると、「私も支えられている」と実感します。私自身、完璧な人間ではありませんし、経営者として常に正しい判断ができるわけではありません。だからこそ、社員の温かさやサポートを感じる瞬間はとても嬉しいです。
このことを最も強く感じたのが、一昨年末に重病を患ったときでした。長時間に及ぶ大手術を受けることになり、肉体的にも精神的にも大きな試練でしたが、その時、私の直属のリーダーチーム、そして同じような境遇をご自身やご家族で経験された社員の方々が、温かく寄り添い、支えてくれました。彼らの気遣いや励ましの言葉、そして「会社のことは心配しなくていいから、まずは回復に専念してください」という言葉には、言葉にならないほどの感謝を覚えました。その時、私はZscalerのチームを単なる会社の仲間ではなく、まるでファミリーのように感じました。そして、心からみんなを信頼できる関係が築けていることを実感しました。
4年前、Zscaler日本法人の立ち上げ期は40名規模でした。当時は全員と直接会話し、それぞれの意見を聞くことができました。しかし、200名規模に成長した今、以前のように個別対話だけで組織をまとめるのは難しくなっています。以前は成長に伴い、トップダウンの判断が求められる場面もありましたが、今では権限を委譲し、チーム間の連携を強化し、オープンなコミュニケーションの環境を整えることが何よりも重要になっています。
これからのZscaler日本法人は、私一人や限られた人達のリーダーシップではなく、チーム全員で築いていくものです。個々の成功ではなく、チーム全体の成長や成果を共に喜び合うこと。その成果に対する主語を「I(私)」ではなく、「We(私たち)」にすること。この意識を私自身が持ち、リーダー陣にも浸透させることで、私自身もよりZscalerの一員であると実感できるようになりたいと思っています。この点は私直属のマネジメントチームへの期待でもあります。
Q5: Zscalerでリーダーであることは、どのような意味を持つのでしょうか?
Zscalerにおけるリーダーとは、単にKPI(数値目標)を達成したり、顧客やパートナーとの関係を深めたり、チームメンバーの能力開発を支援するだけの役割ではありません。リーダーは 「オーナー」 であり、Zscalerのビジョンとミッションを推進する存在です。そのため、リーダーシップは特定の組織や役職に限定されるものではなく、Zscalerの一員として、より広い視野を持ち、日本市場全体に対してポジティブな変革をもたらすことが求められます。
具体的には、リーダーには以下の役割を期待しています。
日本市場のサイバー脅威に対して良い変化を生み出す
Zscalerのクラウドセキュリティ技術を活用し、日本の企業がより安全にビジネスを展開できる環境を築くこと。それぞれのリーダーが、単なる製品の提供者ではなく、社会全体のセキュリティ向上に貢献する意識を持つことが重要です。
顧客やパートナーのゴールに寄り添い、変革に貢献する
事業を成長させるためには、単なる売上の拡大ではなく、顧客やパートナーの成功を支援し、彼らのビジネスにおける真の価値を提供することが不可欠です。リーダーはその実現のために積極的に関与し、戦略的な関係構築をリードしていくことが求められます。
チームメンバーを育成し、将来のキャリア開発を支援する
組織が持続的に成長するためには、リーダーが次世代のリーダーを育てる責任を持たなければなりません。個々のメンバーが自身のキャリアを築けるよう、学びの機会を提供し、成長を促すことが重要です。
社内の組織間連携を促進し、Zscaler全体の成長を支える
Zscalerは日本において急成長しており、部門間の連携がますます重要になっています。リーダーが主体的に異なる組織を結びつけ、オープンなコミュニケーションを促進することで、全体としてのスケールアップが可能になります。
このように私はリーダーに対して高い要求をしていますが、それは リーダー一人ひとりを「ゼネラルマネージャー(GM)」として見ているからです。単なる管理職、あるいは中間管理職ではなく、事業の成長をリードする言葉通りの「リーダー」であり他責ではなく自責で考えられる「オーナー」という存在として私は各リーダーと接しています。そして、それに応じた権限委譲を行い、各リーダーが主体的に意思決定できる環境を整えています。
Zscaler全体の成長を考えたとき、最も重要なのは私も含めたリーダー一人ひとりの成長です。リーダーが成長し、視座を高め、組織や市場に対して主体的に価値を生み出せるようになれば、会社全体の発展につながると確信しています。
Q6: 今の仕事で一番楽しいと感じることや面白いと思うことを教えて下さい
私がZscalerでの仕事を通じて 最も楽しい瞬間 は、 チームで目標を達成する瞬間 です。これは、会社全体の大きな目標を達成することだけでなく、顧客やパートナーとのミーティングで「やった、決まった!」という手応えを感じる瞬間や、困難なプロジェクトがようやく形になったときなど、 チームで積み上げてきた努力が報われる瞬間 です。
まるで、長時間かけて準備した サプライズパーティーが大成功する瞬間のような感覚です。「これ大丈夫かな…?」と不安になりながらも準備を進め、チームと一緒に試行錯誤しながら仕掛けを作り、いざ本番。「おめでとう!」とクラッカーが鳴り、サプライズされた相手が喜んでいる姿を見たときのような 達成感と充実感 を、仕事を通じて何度も味わうことができます。
Zscalerは、 世の中をより良い方向に変える力を持った会社 です。そして、私たちのチームはそれを本気で実現できるパワーを持っています。だからこそ、日々の業務にはさまざまなチャレンジがあります。時には壁にぶつかることもありますが、まるで ジグソーパズルの最後のピースがぴったりハマったとき のような感覚を味わえるのが、この仕事の醍醐味です。
そして、 社員一人ひとりの元気な姿を見ることも、私にとって最高の楽しみです。チームのメンバーと一緒にディナーをしたり、全社レベルの懇親会や忘年会で、普段はクールなエンジニアがカラオケで意外な美声を披露したり、社員が突然「実は特技はDJです!」とパフォーマンスを始めたり…。 普段の職場では見えない一面が見えるのも、こうした時間の面白さです。
特に、一昨年前に私が重病を患ったときには、 社員の温かさに心から救われました。自分が手術を受けている間、会社がどうなるか不安もありましたが、リーダーチームが全力で支えてくれ、同じような経験を持つ社員たちからも励ましのメッセージをもらいました。その瞬間、Zscalerは会社を超えて、まるでファミリーのような存在だと実感しました。
私はこれからも ただ数字や目標を追いかけるだけの会社ではなく、お互いを尊重し、心が通い合う温かい組織をつくっていきたいと強く思っています。もちろん、私も仕事は厳しくやりますが、 仕事はやるときはやる、楽しむときはとことん楽しむ! そんなチームでありたい。
挑戦し、成長し、そして支え合う。
Zscalerでの毎日は、 まるでジェットコースターのようにスリル満点で、最後には「もう一回乗りたい!」と思える そんなワクワクするものです。
次回のブログでは、引き続きゼットスケーラーの金田が語る以下の内容をご紹介します。
- Zscalerの将来について、何が一番楽しみですか?(ご自身のチーム、日本、グローバルな観点から、または他のこと)
- Zscalerジャパンが「エキサイティングな職場」である理由はどこにあると思いますか?
- Zscalerに入社を希望している方にアドバイスはありますか?
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