Zscaler、Zenith Live 2019にてクラウドセキュリティのための新たなサービスを投入
~ ゼットスケーラーは、Zscaler B2B、CrowdStrike社との提携、Edge Computeの150以上の拠点への拡大により、クラウドとエンドポイントの保護を大幅に増強 ~
San Jose, California, September, 27, 2019
2019年9月27日 クラウドセキュリティ業界を牽引するゼットスケーラー社(NASDAQ:ZS)は、9月17日(米国時間)に開催されたグローバル年次イベント「Zenith Live 2019」(ゼニス ライブ)をラスベガスにて開催し、以下3つの発表を行いました。
- Zscaler B2B : クラウドセキュリティ機能の拡張により、B2Bアプリケーションへのセキュアアクセスを実現する新サービス
- クラウド配信型エンドポイントプロテクションのリーダー、CrowdStrike社とのパートナーシップ
- Edge Compute(DC)の拡張: 世界150カ所以上のデータセンターにて稼働中、ユーザーのアプリケーションへの最短経路を拡充
1.Zscaler B2B
ZscalerTM B2B は、企業が自社アプリケーションを顧客、サプライヤー、協力企業などに公開するという状況において、長年にわたり直面していたセキュリティ課題を解決する革新的なソリューションです。インターネット上に公開されている顧客向けアプリケーションに対する攻撃を最小化させ、サービスベースでのゼロトラストネットワークアクセス(ZTNA)アーキテクチャを実現します。企業は、自社アプリを攻撃リスクが高いインターネット上に公開すること無く、ビジネスポリシーに基づいたアプリケーションへのアクセス管理を実現します。
複数のIDプロバイダー(IDP)構成をサポートするZscaler B2Bでは、IDPによるユーザー認証のもと、アクセスを許可されたアプリケーションのみがユーザーに表示されます。サプライヤー側の従業員が離職あるいは退職するというシナリオでは、当該従業員のアクセス権限は速やかに取り消され、すべてのアプリを非表示にするという対応を可能します。
特徴とメリット:
- 立場の異なる様々な従業員に対して、不要なアプリを非表示にすることで、企業に対する完全な透明性と制御の改善をもたらし、攻撃対象となり得る領域を縮小
- 柔軟なIDP 連携により、コスト削減と外部顧客のID管理負荷を軽減
- 完全なクラウド提供下でのアーキテクチャにより、ゼロトラスト方式にてユーザーを承認済みのリソースとアプリケーションに接続(ハードウェアコストを削減)
- SSLトラフィックのオフロード自動化により 、ロードバランシングと最新の認証を実現
現在、Zscaler B2Bは限定版リリースとして入手可能です。 Zscaler B2Bソリューションの詳細は、以下をご覧ください。
https://info.zscaler.com/solution-secure-access-to-your-b2b-applications
2.クラウド配信型エンドポイントプロテクションのリーダー、 CrowdStrike社とのパートナーシップ
CrowdStrike社のAI技術による脅威グラフが、Zscalerのクラウドセキュリティプラットフォームに統合されます 。ネットワークならびにエンドポイントセキュリティにも対応することで、リアルタイムの脅威検出と自動化されたポリシー適用を顧客に提供し、セキュリティレベルを向上させます。
ZscalerとCrowdStrike両社の製品を利用するユーザーは、適切な修復が完了するまで、感染または非準拠のデバイスからの企業内リソースへのアクセス防止機能により、組織のセキュリティ強化を容易に実現します。 また、本連携機能では、CrowdStrikeのエンドポイントテレメトリーへの自動化されたワンクリックアクセス、エンドポイントでのSSL検査、リアルタイムインテリジェンスによる常時オンの脅威保護、さらにZscalerが検知するゼロデイ攻撃の兆候(IOC)など、エンドポイントの可視化機能も提供されます。
今回の統合により、以下の連携機能を提供:
- SSLインスペクション、データ処理および意思決定
- リアルタイムで実行可能な脅威インテリジェンスとネットワーク のオンラインおよびオフラインでの自動修復を伴う常時有効なゼロデイ攻撃およびランサムウェア防御
- CrowdStrike社によるエンドポイントテレメトリーのワンクリックでのシームレス な自動保護
- Zscalerが不審データと判断したファイルにアクセスした エンドポイントの完全な可視化
- Zscaler AppとCrowdStrikeエージェント間のインテリジェントな構成確認により、ビジネスポリシーに 基づくアプリケーションへのアクセス
3.Edge Compute(DC)の拡張
Zscaler™プラットフォームは世界150以上にデータセンターを拡充させることで、ビジネスクリティカルなアプリケーションへの経路選択を改善し、ユーザーに最短経路を提供します。世界の主要なインターネットエクスチェンジ(相互接続ポイント)において100以上のISPおよびクラウドサービスプロバイダーとピアリングすることで、Zscalerは高性能と信頼性を実現させています。
特徴とメリット:
- スケーラビリティ: Zscalerグローバルクラウドは、変動する帯域幅のニーズに合わせて弾力的にスケーリングし、クラウドはすべてのPOPで大規模なSSL復号化などの計算集約型サービスに対応することで、セキュリティを損なうことなくユーザーエクスペリエンスを向上
- クラウド効果: Zscaler Cloud Sandboxによって検知されたすべての新たな脅威は、Zscalerクラウドを利用するすべてのユーザーに対して共有され、ブロック対象に設定
- 高速なユーザーエクスペリエンス: ユーザーから最短のZscalerデータセンター(世界に150以上)にダイレクト接続させることで、アプリまたはインターネット接続先への最短経路を確立
- 可視化とレポート: Zscaler admin portalは、企業全体のすべてのトラフィック、ユーザーおよびデバイスの可視化
- オンネット/オフネットでの同一セキュリティ: ユーザーに対して有効となるポリシーを接続先に関係なく同一に保護
米国リリース:
- https://www.zscaler.com/press/zscaler-extends-cloud-capabilities-deliver-secure-access-b2b-applications
- https://www.zscaler.com/press/zscaler-and-crowdstrike-partner-provide-joint-customers-seamless-protection-across-cloud-and-endpoint
- https://www.zscaler.com/press/zscaler-extends-edge-compute-now-operating-over-150-data-centers
ゼットスケーラーについて
ゼットスケーラー(NASDAQ: ZS)は、より効率的で、俊敏性や回復性に優れたセキュアなデジタル トランスフォーメーションを加速しています。Zscaler Zero Trust Exchange™プラットフォームは、ユーザー、デバイス、アプリケーションをどこからでも安全に接続させることで、数多くのお客様をサイバー攻撃や情報漏洩から保護しています。世界150拠点以上のデータ センターに分散されたSSEベースのZero Trust Exchange™は、世界最大のインライン型クラウド セキュリティ プラットフォームです。
本件に関するお問い合わせ先
Natalia Wodecki、グローバル統合コミュニケーション&PR担当シニア ディレクター、[email protected]