プレスリリース

ゼットスケーラー、グローバルSIerと提携し、企業のAI導入加速を支援する「Project AI-Guardian」を発表

新たな取り組みで「エージェント型AIの時代」に対応したセキュリティを実現

Tokyo, Japan, June 02, 2026

※本資料は、米カリフォルニア州にて2026年5月19日(現地時間)に発表したプレス リリースの日本語抄訳版です。

クラウド セキュリティをリードするZscaler, Inc. (NASDAQ: ZS、以下、ゼットスケーラー)は本日、主要なグローバル・システム・インテグレーター(GSI)パートナーとの戦略的提携を拡大し、「Project AI-Guardian」を始動したことを発表しました。本イニシアチブは、ゼットスケーラーの「Zero Trust Everywhere」フレームワークと、世界有数のGSIが有する高度なコンサルティング専門性を統合することで、AI主導の環境に伴う複雑な課題への対応を企業に提供することを目的としています。これにより、企業は堅牢な保護、コンプライアンス遵守、データに対する完全な可視性の維持を図りながら、AI施策を加速できるようになります。

AIエージェントや自律型ワークロードの活用が進み、企業が「エージェント型AIの世界」へと急速に移行する中で、攻撃対象領域は飛躍的に拡大しています。従来のアプリケーションのように機能や挙動が限定されているのとは異なり、エージェント型システムは継続的に動作し、さまざまなシステムと連携するため、新たな障害やリスクの発生要因を生み出します。現在、AIモデルは開発段階からクラウド実行環境に至るライフサイクル全体を通じて、データやアプリケーションに接続されており、委任された権限に基づいてアクションを実行することも少なくありません。

このような、常時接続、高度な権限、不透明な意思決定が組み合わさることで、セキュリティチームにとって重大な可視性の欠如が生じ、間接的なプロンプトインジェクションの経路や、既存の統制を大きく超えて広がる権限連鎖などのリスクが新たに浮上しています。

 

ゼットスケーラーの会長兼CEOであるジェイ・チャウドリーは、次のように述べています。
「GSIパートナーは、ゼロトラストを基盤としたデジタルトランスフォーメーションを推進し、世界有数の大企業に大幅なコスト削減と優れたユーザー体験をもたらすうえで、極めて重要な役割を果たしてきました。Project AI-Guardianを通じて、当社はパートナーがAIエージェントを含むAI資産へゼロトラストのフレームワークを拡張できるよう支援し、AI導入がセキュリティの犠牲の上に成り立つことのないようにします。」

 

AIリスクをビジネス機会へと変革

 

Project AI-Guardianを通じて、GSIはゼットスケーラーの「AI Protect」ポートフォリオを活用し、AIの可視化とリスク軽減に特化した機能を構築します。AI Protectは以下の機能で構成されています。

  • AI Asset Management:AIの利用状況、導入済みのAIインフラ、および関連するリスクについて包括的な可視性を提供
  • Secure Access to AI:AIサービスの責任ある利用を実現するためのきめ細かな制御を提供
  • Secure AI Infrastructure and Apps:AIシステムの開発を保護するため、継続的なレッドチーミングとリアルタイムのガードレールを提供

本プログラムのもと、パートナー各社はゼットスケーラーのAI Asset Managementを活用し、組織によるシャドーAIの検出、データとアイデンティティがAI資産とどのようにつながっているかを示すAIリネージの把握、さらにサプライチェーンリスク、セキュリティ態勢上のリスク、機密データに関するリスクといった関連するAIリスクの特定を支援します。ゼットスケーラーの統合ソリューションは、エンドポイント、インライントラフィック、SaaSアプリ、クラウドサービス、コードリポジトリから得られるインサイトを活用し、組織におけるAI活用状況を360度の視点で包括的に可視化します。パートナーはこのインテリジェンスを活用することで、AIアプリ、モデル、インフラ、エージェント、利用状況の包括的なインベントリを提供でき、企業がリスクを低減しながら安全にAI施策を加速できるよう支援します。

 

最先端のAI脅威に対するレジリエンスの強化

 

ゼットスケーラーは最近、Anthropicの「Project Glasswing」やOpenAIの「Daybreak」をはじめとする先進的なフロンティアAIプロジェクトとの提携を発表しました。 Mythosのような高度に洗練されたモデルは、システムの脆弱性をマシンスピードで自律的に発見できる能力を示しており、包括的な「Zero Trust Everywhere」アプローチの必要性はかつてないほど高まっています。こうした急速な進展により、従来の境界型防御では、AIによって組織化された攻撃を防ぐにはもはや不十分になっています。

こうした高度かつ自動化された脅威から企業を守るため、ゼットスケーラーは最近、無償のSecurity Review and Resiliency Engagement Programを開始しました。Project AI-Guardianの枠組みのもと、GSIパートナーはこのプログラムを活用し、AI主導の脆弱性探索に伴うリスクを軽減するために設計された、即時の可視化、脅威モデリング、そして強固な防御を企業に提供します。
 

Project AI-Guardianの立ち上げに参画するパートナー一覧
 

Cognizant
「企業がAIやエージェント型システムの活用を拡大する中で、先進的なフロンティアAIモデルは、従来のセキュリティアプローチでは対応が追いつかない可能性のあるリスクを特定しつつあります。Cognizant Secure AI Servicesを通じて、当社はお客様がAIの導入における信頼性を高められるよう、エージェント開発ライフサイクルの主要な段階からAIガバナンスに至るまで支援しています。ゼットスケーラーとのパートナーシップにより、Zero Trust EverywhereとAI Asset Managementを当社の能力と組み合わせることで、その保護をさらに拡張し、お客様がAIを競争力の源泉へと変えていくために必要な可視性とレジリエンスを提供します。」
—Cognizant サイバーセキュリティサービス部門 グローバル責任者、ヴィシャル・サルヴィ(Vishal Salvi)

EY
「AIはすでに現実のものとなっており、先進的な企業は今まさに行動を起こしています。ユーザー、データ、ネットワーク、アプリケーション全体にわたって、ガバナンスとセキュリティは不可欠です。ゼットスケーラーのZero Trust EverywhereとAI Asset Managementにより、EYのチームは、お客様によるAI活用の可視性向上を加速するとともに、ビジネスユースケースの責任あるスケーリングを支援できます。」
— EY グローバルおよび米国担当 サイバー部門 最高技術責任者、ダン・メレン(Dan Mellen)

HCLTech
「企業が大規模にAI導入を加速させる中、サイバーセキュリティチームは、AIエコシステムに信頼性とレジリエンスを組み込むために、事業部門と緊密に連携して取り組む必要があります。HCLTechのAIセキュリティおよびガバナンス向けTRiBEフレームワークは、ゼットスケーラーとのパートナーシップを活用し、AI利用状況に対するエンドツーエンドの可視性を実現するとともに、データ、アイデンティティ、ワークロード全体にポリシー主導のガードレールを組み込みます。これにより、お客様はAIリスクを先回りして管理し、サイバーおよび業務のレジリエンスを強化しながら、より高い確信を持ってAIをガバナンスできるようになります。」
—HCLTech 執行副社長 兼 サイバーセキュリティ部門グローバル責任者、アミット・ジェイン(Amit Jain)

Infosys
「AI導入は急速に加速しており、セキュリティの焦点は、単なるツール管理から、大規模なリスクガバナンスへと移行しています。Infosys CyberNextプラットフォームに統合されたゼットスケーラーのAI Asset ManagementとZero Trust Everywhereは、企業に対して、AIの可視化、リスクガバナンス、継続的な統制適用を一元的に実現するアプローチを提供します。これにより、AIセキュリティを断片的な取り組みから、測定可能で管理された成果へと転換し、リスクを増大させることなくAIの価値を引き出せるようにします。」
— Infosys クラウド、インフラストラクチャ、セキュリティ担当 執行副社長、ウマシャンカル・ラクシュミパシー(Umashankar Lakshmipathy)

TCS
「企業がAI導入を加速させる中、攻撃対象領域の拡大とエージェント型エコシステムの台頭により、セキュリティとガバナンスには根本的に新しいアプローチが求められています。ゼットスケーラーのAIセキュリティ機能と、TCSの高度なサイバーセキュリティコンサルティングおよび実装の専門性を組み合わせることで、私たちはお客様が進化するリスクを先回りして軽減しながら、AIの可能性を自信を持って活用できるよう支援します。」
— TCS サイバーセキュリティ事業グループ担当 バイスプレジデント兼グローバル責任者、ガネーサ・スブラマニアン・ヴァイクンタム(Ganesa Subramanian Vaikuntam)

Wipro
「AIは現在、SaaS、クラウド、プライベートアプリケーションのワークフロー全体に急速に組み込まれており、その結果、利用されるデータフローの機微性に対する組織の可視性が追いつかないケースも少なくありません。ゼットスケーラーのZero Trust EverywhereおよびAI Asset Managementを、AIを活用したプラットフォーム、ソリューション、変革型オファリング群で構成されるWipro Intelligence™スイートの一部であるWipro CyberTransformSMと組み合わせることで、当社はお客様がAI利用状況をエンドツーエンドで可視化し、企業のリスクエクスポージャーを定量化するとともに、ユーザーとデータを保護しながらリスクと価値のギャップを最適化する、実践的なガードレールを導入できるよう支援します。」
— Wipro Limited クラウド、インフラストラクチャ、セキュリティサービス担当 グローバル事業責任者、サティシュ・ヤダヴァリ(Satish Yadavalli)
 

将来の見通しに関する記述

本プレスリリースには、当社経営陣の信念および前提、ならびに現時点で当社経営陣が入手可能な情報に基づく将来の見通しに関する記述が含まれています。これらの将来の見通しに関する記述には、Project AI-Guardianおよび関連するパートナー協業の開発、提供、導入および期待される成果、AIセキュリティ関連の提供製品・サービスに対する顧客の導入および需要、ならびに当社の提供製品が進化するAI関連の脅威、脆弱性、規制上の要請および顧客要件に対応する能力が含まれます。これらの将来の見通しに関する記述は、1995年米国私募証券訴訟改革法に基づくセーフハーバー条項の適用対象となります。実際の結果は、本プレスリリースに記載された内容と大きく異なる可能性があり、その要因には、Project AI-Guardianおよび関連するパートナー協業を遂行する当社の能力、新たなAIセキュリティ機能を市場投入する能力、ならびにそれらの提供製品について顧客の受容を獲得する能力に関連する要因が含まれますが、これらに限られません。その他のリスクおよび不確実性については、2026年2月26日に米国証券取引委員会(SEC)へ提出した当社の最新のForm 10-Qによる四半期報告書をご参照ください。この報告書はゼットスケーラーのWebサイト(ir.zscaler.com)またはSECのWebサイト(www.sec.gov)で確認できます。本プレス リリースに含まれる将来の見通しに関する記述は、現時点で入手可能な限られた情報に基づいており、状況は変更される可能性があります。また、将来新たな情報が得られた場合でも、必ずしも情報を更新するものではありません。

 

Zscalerについて

Zscaler (NASDAQ: ZS)は、ゼロトラスト セキュリティの先駆者であり、世界的なリーダーです。世界中の大企業や重要インフラ機関、政府機関がZscalerを採用し、ユーザー、拠点、アプリケーション、データ、デバイスを保護しつつ、デジタル トランスフォーメーションを加速させています。Zscaler Zero Trust Exchange™プラットフォームは世界160以上のデータ センターに分散され、高度なAIを活用して、毎日数十億件のサイバー脅威やポリシー違反を防ぎ、コストや複雑さを軽減しながら、現代企業の生産性向上を支援します。

本件に関するお問い合わせ先

Chandini Rai、APJ広報担当マネージャー、[email protected]

Taylor Dunton、グローバル広報担当シニア ディレクター、 [email protected]