Zscalerのブログ
Zscalerの最新ブログ情報を受信
2025年10月時点のZscaler認定資格について
2025年10月時点のZscaler認定資格について
Zscaler Cyber Academyは、役割/製品/学習レベルごとに整理されたトレーニング受講、および認定資格の管理を行うためのポータルです。
本記事は、日本国内の Zscaler パートナー様とZscaler ユーザー様を対象にして、Zscaler認定資格に関する情報や注意点を整理しています。
サイバーセキュリティ人材は世界中で不足しており、特にゼロトラストセキュリティとAIセキュリティに精通した人材には注目が集まっています。そのような背景の中、日本国内でもZscaler認定資格について注目度が高まり、認定資格者は増加しています。Zscaler 日本チームとしては、各種トレーニングプログラムや最新情報の提供を通じて、ゼロトラストセキュリティとAIセキュリティに関するスキルアップを支援してまいります。
Zscaler認定資格は、単にZscaler製品の操作方法を学ぶだけでなく、ゼロトラストアーキテクチャの深い理解、クラウドセキュリティのベストプラクティス、そしてこれらをビジネス課題に適用する実践的なスキルを習得したことの証となります。
Zscaler Cyber Academy について
Zscaler Cyber Academyは、役割/製品/学習レベルごとに整理されたトレーニング受講、および認定資格の管理を行うためのポータルです。
Zscaler Cyber Academy ポータルページ
Zscaler Cyber Academy には Customer と Partner の2種類があります。
Zscaler 認定資格のファーストステップとして、適切な Zscaler Cyber Academyへの登録をお願いいたします。
受験に関する情報
1. 認定資格一覧 (2025年10月時点)
認定資格は、役割、レベル毎に種類が分かれています。
対象者として、Customer を対象とした資格、 Partner を対象とした資格、両方を対象としている資格があります。
また、資格毎に学習コースが用意されているため、Cyber Academy で十分に準備をして試験に臨むことができます。
どの認定資格を取得するかを理解した上で、Customer Cyber Academy または Partner Cyber Academy で準備を行ってください。
Customer を対象とした主な認定資格
認定資格 | 対象者 | 学習コース |
Zero Trust Cyber Associate (ZTCA) | Customer | ネットワーキングの基礎 サイバーセキュリティの基礎 |
Zscaler Digital Transformation Administrator (ZDTA) | Customer/Partner 共通 | Zscaler for Users - Administrator (EDU-200) |
Zscaler Digital Transformation Engineer (ZDTE) | Customer/Partner 共通 | Zscaler for Users - Engineer (EDU-202) |
Zscaler Digital Delivery Consultant (ZDDC) | Customer/Partner 共通 | Zscaler for Users - Delivery Consultant (EDU-302) |
近日リリース予定 | Customer/Partner 共通 | Zscaler for Users - Architect (EDU-400) |

Partner を対象とした主な認定資格
認定資格 | 対象者 | 学習コースの種類 |
Zscaler Technical Associate (ZTA) | Partner | Sales Engineer コース |
Zscaler Certified Sales Engineer (ZCSE) | Partner | Sales Engineer コース |
Zscaler Digital Transformation Administrator (ZDTA) | Customer/Partner 共通 | Zscaler for Users - Administrator (EDU-200) |
Zscaler Digital Transformation Engineer (ZDTE) | Customer/Partner 共通 | Zscaler for Users - Engineer (EDU-202) |
Zscaler Digital Delivery Consultant (ZDDC) | Customer/Partner 共通 | Zscaler for Users - Delivery Consultant (EDU-302) |
近日リリース予定 | Customer/Partner 共通 | Zscaler for Users - Architect (EDU-400) |

また、Partner 向けには、特定の専門分野に特化した認定もございます。
Partner を対象とした専門的な認定資格
認定資格 | 対象者 | 学習コースの種類 |
Data Security Sales Specialist | Partner | Data Security Sales Specialist (営業プロフェッショナル向け) |
Data Security Sales Engineer Specialist | Partner | Data Security Sales Engineer Specialist (セールスエンジニア向け) |
Data Security Delivery Specialist | Partner | Data Security Delivery Specialist (デプロイメントコンサルタントおよびエンジニア向け) |
Digital Experience Sales Specialist | Partner | Experience Sales Specialist (営業プロフェッショナル向け) |
Digital Experience Sales Engineer Specialist | Partner | Experience Sales Engineer Specialist (セールスエンジニア向け) |
Digital Experience Delivery Specialist | Partner | Experience Delivery Specialist (デプロイメントコンサルタントおよびエンジニア向け) |

上記以外にも様々な認定資格や学習コースがあるため、どのような認定があるかは実際に Cyber Academy ポ ータルからご確認いただけます。
Customer Cyber Academy のすべてのコース : https://customer.zscaler.com/page/all-coursess
Partner Cyber Academy のすべてのコース : https://partneracademy.zscaler.com/page/all-courses
2. 日本語対応済みの資格試験と学習コース
2025年10月現在、一部の資格試験と学習コースのみ日本語に対応しています。
日本のお客様やパートナー様で英語だと難しいという場合、こちらに記載のある資格から取得を目指すことがお勧めになります。
ZDTA と ZDTE は学習コースに新旧の2種類が共存していますが、お勧めは新コースの方になります。
日本語の資格試験 | 対象者 | 日本語の学習コース |
Zscaler Technical Associate (ZTA) | Partnerのみ | - |
Zscaler Certified Sales Engineer (ZCSE) | Partnerのみ | Zscaler Certified Sales Engineer (Japanese) - Zscaler 認定セールスエンジニア(日本語) |
Zscaler Digital Transformation Administrator (ZDTA) | Customer/Partner 共通 | 新 : Zscaler for Users - アドミニストレーター(EDU-200) 旧 : Zscaler for Users - エッセンシャル (EDU-200) |
Zscaler Digital Transformation Administrator (ZDTE) | Customer/Partner 共通 | 新 : Zscaler for Users - エンジニア (EDU-202) 旧 : Zscaler for Users -Advanced(EDU-202)(日本語) |
3. 2025年2月以降の学習コースの変更
一部の学習コースについては、従来の学習コースから変更がありました。
そのため、ZDTA と ZDTE は学習コースに新旧の2種類が共存していますが、お勧めは新コースの方になります。
すでに ZDTA または ZDTE 認定を受けている場合、この学習コースの変更のために再認定を受ける必要はありません。以前に取得したすべての認定資格は、取得日から2年間有効です。
コース名 (新) | コース名 (旧) | 認定資格 | 開始日 | 対象者 |
Zscaler for Users - Administrator (EDU-200) | Zscaler for Users - Essentials (EDU-200) | ZDTA | 2025年2月3日 | セキュリティ管理者:必要な知識、スキル、実践的な経験を習得 |
Zscaler for Users - Engineer (EDU-202) | Zscaler for Users - Advanced (EDU-202) | ZDTE | 2025年2月3日 | セキュリティエンジニア:必要な知識、スキル、実践的な経験を習得 |
Zscaler for Users - Delivery Consultant (EDU-302) | Zscaler Certified Deployment Specialist (EDU-302) | - | 2025年2月3日 | セキュリティ デリバリー/デプロイメント コンサルタント:必要な知識、スキル、実践的な経験を習得 |
これは単に名称の変更だけでなく、コンテンツとしてもアップデートされています。
EDU-200、EDU-202、EDU-302の主な変更点は以下の通りです。
- 対象者の役割に応じた e-learning、ラボ、試験としてマッピングされました。
例えば、Zscaler for Users - Administrator (EDU-200) [旧称 Zscaler For Users - Essentials] の学習コースは、管理者の役割にマッピングされた目的を持っています。 - トレーニングに新機能とUIの変更が含まれ、インタラクティブ性が向上しています。
- ラボでは、ZIdentityでの認証認可の設定と使用方法、および Experience Center に関するハンズオン実習が提供されるようになりました。ZIdentity、リスクマネジメント、DLP辞書などの新機能に関連する新しい演習も追加されました。
- 各コース間の重複が解消されました。
こちらのアップデートに関するFAQはこちらにまとまっているため、気になる点はまずはこちらに記載されていないかをご確認いただければと思います。
/jp/resources/infographics/academy-faqs-for-customers.pdf
5. Pearson VUE アカウント作成までの流れ
Zscaler 認定資格試験を Pearson VUE で受験するためには、Pearson VUE アカウント作成が必要です。
以下の手順に従って Pearson VUE アカウントを作成してください。
1. Zscaler Cyber Academy で受験の必要条件を完了させる
- コースとラボの要件をすべて完了すると、Pearson VUEプラットフォームを通じて試験に登録できます。必要な前提条件がすべて完了するまで、試験のスケジュールを設定することはできません。
2. (Pearson VUE プラットフォームで初めて試験を受ける場合)
ZCIDの入手
- [email protected] から、氏名、Zscaler Candidate ID (ZCID)、およびアカウント作成へのリンクが記載されたメールが届きます。
- Pearson VUE アカウント作成には、こちらの Zscaler Candidate ID (ZCID) が必要です。
- Pearson VUE は受験の際に本人確認が必須となるため、氏名が正しいことを確認してください。
- このアカウントは、今後、認定試験の登録、スケジュール設定、および閲覧に使用します。
- もし、ZCIDが届かない場合には、以下の内容を記載して [email protected] 宛に英語メールでZCIDが届いていない旨をお問い合わせください。
- Zscaler Cyber Academyアカウント名
- 氏名(英語)
- 完了したコース名
- 受験予定の試験名
※ その他のトレーニングに関するお問い合わせについては [email protected] 宛にお願いします。
3. Pearson VUE アカウントの作成/サインイン:
- 初めて利用する場合は「Create a web account」を選択し、必要事項を入力してアカウントを作成します。
- 既にアカウントを持っている場合は、「Sign in」からログインします。
- アカウント作成時には、氏名、メールアドレス、連絡先情報などの個人情報を正確に入力してください。
4. プロファイルの完了:
- アカウント作成後、試験予約に進む前に、プロファイル情報を完全に設定するよう求められる場合があります。
- 住所、電話番号、企業情報などを入力し、プロファイルを完了させます。
5. ZCIDの紐付け(該当する場合):
- 既存のZCIDがある場合は、Pearson VUEアカウントと紐付けるための指示に従ってください。これにより、過去の試験履歴や資格情報が連携される場合があります。
6. アカウントの確認:
- 登録したメールアドレスにPearson VUEから確認メールが届く場合があります。メール内の指示に従ってアカウントを有効化してください。
注意点:
- 登録する氏名は、試験当日に提示する身分証明書と同じ表記にしてください。
- 個人情報に誤りがあると、試験が受験できない場合がありますので、十分に確認してください。
- Zscalerからの受験バウチャーコードやプロモーションコードをお持ちの場合は、アカウント作成後または試験予約時に適用できます。
このブログは役に立ちましたか?
免責事項:このブログは、Zscalerが情報提供のみを目的として作成したものであり、「現状のまま」提供されています。記載された内容の正確性、完全性、信頼性については一切保証されません。Zscalerは、ブログ内の情報の誤りや欠如、またはその情報に基づいて行われるいかなる行為に関して一切の責任を負いません。また、ブログ内でリンクされているサードパーティーのWebサイトおよびリソースは、利便性のみを目的として提供されており、その内容や運用についても一切の責任を負いません。すべての内容は予告なく変更される場合があります。このブログにアクセスすることで、これらの条件に同意し、情報の確認および使用は自己責任で行うことを理解したものとみなされます。



