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NTT ドコモビジネス中尾さんが語るACEの使命：「頼られる存在」、その裏側にある努力
ACEプログラムは、技術に裏付けされた活躍や実績が評価されたエンジニアを認定する、Zscalerのパートナープログラムです。「技術力」だけでなく「信頼」で組織を牽引する役割を担うNTTドコモビジネス株式会社（旧 NTTコミュニケーションズ株式会社、以下NTTドコモビジネス）中尾さんは、どのような活動を行っていただいているのでしょう。
中尾さんは、ただ技術に精通するだけでなく、社内コミュニケーションや関係者との連携を深める活動を通じて、その価値を生み出しています。
継続と信頼で広げる技術の輪
吉村: ACEとしての活動は非常に多岐にわたると思いますが、具体的にどのような取り組みをされているのか教えてください。
中尾さん:
「ACEとしての活動のひとつは、技術の橋渡しをすることです。例えば、社内で通称『Z会』と呼ばれるワーキンググループで活動しており、各組織を横断した連携を図っています。このグループでは、営業担当者や技術担当者向けに新機能の説明会やハンズオンセッションを定期的に企画しており、参加者が実際に手を動かしながら製品の理解を深めてもらうことを心掛けています。
特に私の所属する関西支社では、案件の相談で私に直接問い合わせが来ることが増えてきました。これは、長年関西支社内でも Zscaler のワーキンググループ活動を続けてきたからこそ得られた知名度の成果だと思います。営業担当者にも、『困ったら中尾に聞けばいい』という安心感を提供できるのは嬉しいですね。」
中尾さんの活動は「技術を伝える」だけではありません。社内での地道な取り組みが信頼の輪を広げ、チーム全体の成長に繋がっている点も印象的です。
Zscaler認定資格、個人と組織が得る「成長の実感」
Zscaler認定資格を取得することで、エンジニアとして、そして組織全体としてどのような変化が起きたのでしょうか？中尾さんはそのプロセスを丁寧に振り返ってくれました。
吉村: Zscaler認定資格を取得することで、どのような変化がありましたか？
中尾さん:
「Zscalerの認定資格を最初に取得したのはもう数年前になります。当初は資格範囲がかなり簡潔だった印象ですが、現在では資格そのものがどんどん進化し、試験の内容も広がりを見せています。これによって、新しい機能やサービス、技術的なトレンドに触れる機会が自然と増えました。
個人的には、上位認定資格への挑戦を通じて、製品の内部構造やトラブルシューティングに関する理解が格段に深まりました。例えば、なぜこの機能があるのか、なぜこの設計が選ばれているのか、といった『なぜ』の部分が明確になることで、提案する際の自信にもつながりました。実際にお客様との会話で技術的な質問に答えるときも、製品の解像度が上がるにつれてスムーズに答えられるようになりました。」
さらに中尾さんは、エンジニアとしての成長が組織に及ぼした影響を語ります。
「組織的な変化としては、やはりエンジニア層が厚くなってきたことが大きいですね。プリセールスからデリバリー、そしてサポートに至るまでの連携がスムーズになり、社内で案件を完結できる割合が増えてきました。これにより、業務のスピードが上がっただけでなく、提案やデリバリーの質も向上しました。つまり、資格取得が単に個人のキャリア向上に寄与するだけでなく、会社全体の能力を底上げする役割を果たしていると言えます。」
さらに資格取得に関するエピソードとして、意外な側面も語ってくれました。NTTドコモビジネスでは資格取得が「義務感」ではなく、「自発的な挑戦」として受け入れられているという点です。
「資格取得を会社から強く促されるという形ではなく、個々の目標として自然発生的に取り組むエンジニアが多いのが私たちの組織の特徴です。それだけZscalerの研修プログラムが分かりやすく整備されていて、資格取得が技術者としての楽しみやモチベーションに繋がっているのだと思います。」
パートナー認定のもたらす未来: 信頼の証とビジネスの底力
パートナー認定という「信頼の証」を得ることで、どのようにビジネスの幅が広がったのか？中尾さんにその具体例を伺いました。
吉村: NTTドコモビジネスが Zscaler パートナー認定を取得したことで、ビジネス面でどのようなメリットがあると思いますか？具体的なお話をお聞かせください。
中尾さん:
「パートナー認定を持つことで、自社の信頼性をお客様に直接示すことができる、それが一番のメリットだと思います。例えばMSSP（マネージドサービスプロバイダー）の認定を取得していることで、提案資料やウェブサイトで『この会社なら技術力も人材も揃っているんだ』という安心感をお客様に与えることができるようになりました。このような点は、お客様との信頼構築において非常に重要です。
認定取得によって、エンジニアの育成やスキル向上に積極的に取り組んでいるという会社の姿勢が伝わると思います。」
認定パートナーとしての誇りと裏付けられた技術力が、中尾さんの言葉からはっきりと感じられます。
技術力の向こうにある「人と信頼の力」
中尾さんのインタビューを通じ、ACEとしての活躍が単なる「技術的なサポート」を超え、「人と人を繋ぐ信頼」の構築へと広がっている様子を垣間見ることができました。ACEの取り組みは、Zscaler製品の個人的なスキルを最大化するだけでなく、組織全体を前進させる力を持っています。
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