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AI時代における適切なSASEベンダーの選び方

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BEN POWELL
September 26, 2025 - 7 分で読了

AIとSASEのトレンド

AI活用という時流に乗るなかで、次々に新たな世界が見えてきます。しかし、そのすべてが良いものとは限りません。今年初めの記事で、2025年にはほとんどの脅威アクターがAIによる攻撃の強化と自動化を開始するとの予測を紹介しました。現在までに、脅威アクターが生成AIを使って政府のWebサイトに似せたサイトを作成したり、AIブームに乗じてユーザーをDeepSeekの偽ページに誘導したりするなど、実際に数多くの事例が確認されています

同じ記事で、AIと自動化によりサイバー脅威の検知と対応が再定義されるという予測も出しました。実際、現在のほとんどのサイバーセキュリティ ベンダーの製品に、何らかの形でAIが組み入れられています。この点については後ほど触れます。

近年の大きな潮流となっているもう一つの分野は、セキュア アクセス サービス エッジ(SASE)です。2019年以降、このフレームワークは、セキュリティ強化、管理の簡素化、ネットワーク パフォーマンスの向上、コスト削減のすべてを同時に実現する方法として支持を集めています。SASEは、以下のような主要なネットワーク ソリューションとセキュリティ ソリューションを統合します。

リモート ワークやハイブリッド ワークのモデルが普及するになか、これらすべてをシンプルかつコスト効率よく組み合わせる方法が魅力的であることは明らかです。このことを理由に、Gartnerは、SASE市場は少なくとも2028年まで毎年26%成長すると予測しています。

SASEとAIが成熟するにつれ、主要なSASEベンダーは、これらのテクノロジーを相互に強化する革新的な方法を見つけています。AIを活用した分析により、新たな脅威や進化する脅威を発見することが可能です。また、AIを活用した脅威インテリジェンスにより、よりスマートなポリシー適用が実現します。さらに、AIを活用した行動分析により、内部脅威を迅速に発見できます。

ここで、ある重要な疑問が生じます。競争の激しい現在のSASE市場において、組織に最適なベンダーを見つけるにはどうすればよいのかということです。


SASEについて知っておくべきこと:リソース ハブを確認


 

適切なSASEベンダーの選定

管理がシンプルな統合プラットフォームを導入する
運用を簡素化するには、ポリシー施行と分析を直感的かつ一元的に管理できる必要があります。情報漏洩防止(DLP)、ユーザーの監視、マルウェア対策などがすべて連携して機能し、管理者がセキュリティ コンソール間を行き来しなくても管理できることが重要です。またユーザーの満足度を保つために、SASEソリューションでユーザー エクスペリエンスの問題を容易に特定し、トラブルシューティングを行える必要があります。

真のゼロトラスト ソリューションを採用する
自社のソリューションを「SASE」と名付けることはベンダーの自由ですが、それらのすべてがSASEの最大の理念を実現できるわけではありません。クラウド上にファイアウォールをパッケージ化しただけのSASEは避けるべきです。こうした製品では、脅威のラテラル ムーブメントやその他のリスクにさらされることがあります。クラウド ネイティブのゼロトラストアーキテクチャー上に構築されたプラットフォームを探すことが重要です。このようなプラットフォームでは、組織のネットワークに触れることなく、検証済みのユーザーのみが許可されたアプリに接続されます。

シンプルで効果的なセグメンテーションを選択する
ユーザー、アプリ、デバイスを保護するにはセグメンテーションが必要ですが、従来のアーキテクチャーはクラウドファーストの環境に適していません。従来のアーキテクチャーは、ネットワーク設計が静的で、柔軟に制御できず、手動での構成が必要な要素が多いため、セグメンテーションは複雑で時間がかかるものになります。ゼロトラスト アーキテクチャー上に構築されたSASEでは、自動化された施行によりセグメンテーションが簡素化され、手動での継続的な調整は必要なくなります。

包括的なセキュリティとデータ保護を確認する
最高の脅威対策やデータ セキュリティでも、死角が残れば意味がありません。データの保存先と転送先を完全に可視化し、高度な保護をリアルタイムで適用できるSASEプラットフォームを選ぶようにします。適応型アクセス制御、リスクベースのポリシー、継続的な検証、AIを活用した脅威検知も、あらゆるチャネルにおける情報漏洩や攻撃を阻止するために不可欠です。

拡張性と対応範囲を妥協しない
安全なアクセス サービスは重要ですが、「エッジ」も忘れてはなりません。グローバルに分散したポイント オブ プレゼンス(PoP)を提供するSASEベンダーを選定することで、ユーザーがどこにいても可能な限り近い場所からサービスを提供できます。また、分散型で需要の高いワークロードに対応できる安全な接続機能を備え、一貫して高品質なサービスを提供できるベンダーを選ぶことも重要です。

AIイノベーションをリードするベンダーを選定する
AIにはAIを使って対抗する必要があります。プラットフォームにAIをシームレスに統合し、よりスマートなセキュリティ、迅速な対応、そして優れたパフォーマンスを実現するSASEベンダーを選定しましょう。リアルタイムのリスク スコアリング、AIを活用した脅威検知、ポリシーの自動調整といった機能は、AIを活用した脅威への対応に不可欠です。効果的な優れたソリューションは、AIを活用してインシデントのコンテキストを強化し、進化するリスクに適応するとともに、管理を簡素化することもできます。

Zscaler Zero Trust SASE

AIによって脅威が進化し、働き方に変革が起こり続けるなか、適切なSASEプラットフォームを選択することは、組織のセキュリティのためにできる最も重要な決定の1つです。Zscaler Zero Trust SASEはそのために生まれました。

Zero Trust SASEは、クラウド ネイティブのゼロトラスト アーキテクチャーとAIイノベーションを組み合わせて、優れたセキュリティ、拡張性、パフォーマンスを提供します。クラウド ファーストの運用のためにゼロから構築された包括的なプラットフォームで、ITを簡素化し、分散環境全体での安全なアクセスを加速します。

Zero Trust SASEには、以下の特徴があります。

  • ゼロトラストSD-WAN:従来のSD-WANが抱えるリスクを伴うことなく、ゼロトラストをユーザーのみならず支店や工場、データ センターにまで拡張します。
  • AIを活用したセキュリティ:高度なAIを用いたリアルタイムのリスク スコアリングや脅威の検出、ポリシーの自動調整、IoTの検出を活用します。
  • クラウドファーストのアーキテクチャー:ITシステムを統合することで、クラウド導入を加速させ、拠点全体でセキュリティを標準化します。
  • 優れたパフォーマンス:160を超えるグローバル データ センターとグローバル ピアリングによりルーティングが最適化され、一貫して優れたユーザー エクスペリエンスが実現します。
  • 攻撃対象領域の排除:ネットワークとIPアドレスを脅威アクターや未承認のユーザーから不可視化します。

Zscaler Zero Trust SASEは、AI時代の今にふさわしい形でアクセス保護のアプローチを変革します。その仕組みをご確認ください。

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よくある質問

セキュア アクセス サービス エッジ(SASE)は、ネットワークとセキュリティを統合プラットフォームとして組み合わせたクラウドファーストのフレームワークです。AI時代においては、AI活用型の脅威検出や適応型アクセス制御をはじめとするSASEの機能を通じて、セキュリティ強化、IT運用の簡素化、AIを悪用した脅威への迅速な対応が可能になります。

SASEベンダーを比較する際には、次の主要分野における各ベンダーの強みに注目してください。

  • 一元的なプラットフォーム機能とシンプルな管理
  • クラウド ネイティブのゼロトラスト アーキテクチャー
  • セグメンテーションとポリシー構成の自動化
  • 包括的かつリアルタイムな脅威対策
  • グローバルなポイント オブ プレゼンスと拡張性
  • AIを活用した統合型の脅威の検知と対応

従来のソリューションの再パッケージではなく、クラウド ネイティブのゼロトラスト アーキテクチャーを提供するベンダーを選択してください。主な機能には、すべてのユーザー、デバイス、アプリのリクエストの検証、許可されたリソースのみへのアクセス制限、リスクベースの適応型ポリシーの適用、ラテラル ムーブメントの防止などが含まれます。真のゼロトラストは、権限のないユーザーに対してネットワークを不可視化し、攻撃対象領域を削減します。

以下のような点について確認することが重要です。

  • プラットフォームはゼロトラスト アーキテクチャーに基づいて構築されているか
  • ソリューションはAI機能をどのように統合しているか
  • グローバルなポイント オブ プレゼンスを提供しているか
  • クラウドファースト環境全体で簡単に拡張できるプラットフォームか
  • 完全な可視性と強力な自動化を提供するソリューションか

セキュリティ、拡張性、リモート接続の強化を必要としている組織は、SASEから特に大きなメリットを得られます。たとえば、以下のような業界の組織です。

  • 医療業界:リモート データ保護
  • 金融サービス業:コンプライアンスと脅威対策
  • 製造業:IoTセキュリティと運用の最適化
  • 小売業:複数拠点間のワークフロー保護
  • テクノロジー業界:クラウドファーストのイノベーションと俊敏性の実現
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