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データ セキュリティ ポスチャー管理

DSPMに関する重要なポイントを紹介します。定義、機能、戦略、ベスト プラクティスなどをご確認ください。

ノートパソコンの前に座って、データ セキュリティ ポスチャー管理について議論している2人の男性

中核となる概念と定義

DSPMの基礎

絶えずイノベーションとデジタル トランスフォーメーションが進む現代において、データ セキュリティ ポスチャー管理(DSPM)は効果的なデータ保護戦略を構成する重要な要素となっており、組織が成功を収めるために不可欠なものになっています。

Zpedia

データ セキュリティ ポスチャー管理とは

DSPMは、優れた自動化によってクラウド環境全体の機密データを分析、監視、保護して、コンプライアンスを確保し、露出のリスクを軽減します。

ブログ

Strengthen DSPM to Prevent Breaches and Ensure Compliance

データ侵害は、組織の評判と収益を大きく損なう可能性があります。特に、GDPRやHIPAAなどの規制に違反する場合、その損害は甚大なものになります。

リソース

What is DSPM, and why do you need it?

DSPMは、データ資産を可視化し、適切なセキュリティ制御を確保することで、強力なデータ セキュリティ態勢の維持を支援します。

ブログ

DSPM: The Essential Component for Comprehensive Data Protection

DSPMは、データの検出と分類、リスク評価、優先順位付け、修復を統合し、データ セキュリティに関するガバナンスとコンプライアンスの確保を支援します。

機能と特長

DSPMの機能と特長

DSPMは、データ セキュリティに不可欠なツールであり、機密データの露出への対処や修復の自動化などをサポートします。効果的なDSPM戦略により、以下のことが可能になります。

AIを活用した検出のアイコン
AIを活用した検出、分類、リスクの優先順位付け

構造化/非構造化データ

データ リスクの評価と管理のアイコン
データ リスクの評価と管理

潜在的なリスクのプロアクティブな特定と修復

継続的な監視と脅威の検出のアイコン
継続的な監視と脅威の検出

データ セキュリティに関するほぼリアルタイムのインサイト

リスク修復とインシデント対応計画のアイコン
リスク修復とインシデント対応計画

充実したコンテキストを含む優先順位付けされたアラートによる情報提供

データ セキュリティ、ガバナンス、コンプライアンスのアイコン
データ セキュリティ、ガバナンス、コンプライアンス

業界と政府の厳格な規制の順守

ゼロトラストのクラウドへの拡張

東西でのワークロードの完全なセグメンテーションなど、真のゼロトラストをクラウドに拡張する方法を詳しく説明します。

eBook

データ セキュリティ ポスチャー管理に関する5つの誤解と真実

DSPMの定義、仕組み、効果的な活用方法など、DSPMに関する5つの主な誤解をひも解き、真実を解説します。

ブログ

5 Must-Haves for Data Security Posture Management

AIを活用した関連付けやコンプライアンス管理など、DSPMソリューションに求められる5つの重要な機能について解説します。

DSPMとコンプライアンス フレームワークの関係

最も効果的なDSPMソリューションは、リアルタイムのデータ コンプライアンスとガバナンス機能を提供し、規制への対応、監査、レポート作成において、世界中の組織をサポートします。DSPMは、主なコンプライアンス フレームワークを以下のようにサポートしています。

一般データ保護規則(GDPR)

  • 個人データをマッピングし、インベントリー管理と情報の透明性に関するコンプライアンスを確保
  • 不要なデータセットや冗長なデータセットを特定し、データ最小化を支援
  • リアルタイムのリスク評価を提供し、侵害通知義務の履行をサポート
  • データ保護のための技術的および組織的な対策を検証

医療保険の相互運用性と説明責任に関する法律(HIPAA)

  • PHIの場所を監視し、プライバシー規則およびセキュリティ規則への準拠状況を評価
  • アクセス制御の弱点を特定し、許可された方法でのPHIの取り扱いを支援
  • リスク分析要件に基づいた脆弱性評価を実施

ペイメント カード業界データ セキュリティ標準(PCI DSS)

  • カード会員データを特定し、コンプライアンスに準拠した環境で保管
  • 許可されていない形式のデータ ストレージを特定し、アクセスとストレージに関する規制要件に対応
  • セキュリティ態勢に関する詳細なレポートを提供し、ログ管理と監視を支援

コンプライアンスとクラウド データ セキュリティの密接な関係

データ セキュリティとコンプライアンスは密接に結びついています。データ侵害はコンプライアンス違反による罰則につながる可能性がある一方で、規制を慎重に順守することで、データ セキュリティ上の脆弱性や脅威から組織を守ることが可能です。

パブリック クラウドのデータ保護

データ セキュリティのパブリック クラウドへの拡張

従来のデータ セキュリティ ツールは、クラウド データの検出と分類、そしてエクスポージャー、コンプライアンス状況、コンテキストの特定に課題を抱えていました。今、DSPMが求められているのはそのためです。

雲がかかる建物

リソース

Level up your public cloud data security with DSPM

アイデンティティーの脆弱性への対処やコンテキストに基づくデータ インサイトの活用など、DSPMで複雑なパブリック クラウド環境におけるデータ セキュリティ リスクを軽減する7つの方法を紹介します。

ウェビナー

Dissecting Cloud Data Breaches with DSPM

クラウド侵害は増加傾向にあるものの、そこには依然として一定のパターンがあります。このパターンを理解することで、データ侵害の各段階でより適切なアプローチをとり、リスクを軽減できます。Zscalerのエキスパートが詳細を解説します。

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ウェビナー

Securing Cloud Data in AWS with Unified DSPM

従来のデータ保護はAWS環境に十分に対応できません。また、サイロ化されたDSPMソリューションでは、既存のデータ保護プログラムとの適切な統合が困難です。そのため、一元的なアプローチが求められています。

(opens in a new tab)

DSPMと関連テクノロジーの比較

関連ソリューション

DSPMは、CSPMやSSPM、DLP、IAM、CNAPPなど、クラウドベースおよびアクセスベースのより広範なセキュリティ領域の管理を担うテクノロジーを補完し、機密データのセキュリティを強化します。

データ セキュリティ ポスチャー管理(DSPM)のアイコン
データ セキュリティ ポスチャー マネジメント(DSPM)

機密データの検出と特定、リスク評価、セキュリティの確保

クラウド セキュリティ ポスチャー管理(CSPM)のアイコン
クラウド セキュリティ ポスチャー管理(CSPM)

クラウド環境で強力なアクセス構成とコンプライアンスを確保

SaaSセキュリティ ポスチャー管理(SSPM)のアイコン
SaaSセキュリティ ポスチャー管理(SSPM)

SaaSアプリケーションのセキュリティ設定を評価して強化

情報漏洩防止(DLP)のアイコン
情報漏洩防止(DLP)

機密データの流出や不正な共有を検出、防止

アイデンティティーとアクセス管理(IAM)のアイコン
アイデンティティーとアクセス管理(IAM)

ユーザーのアイデンティティー、ロール、権限を管理し、データへのアクセスを規制

クラウド ネイティブ アプリケーション保護プラットフォーム(CNAPP)のアイコン
クラウドネイティブ アプリケーション保護プラットフォーム(CNAPP)

アプリケーション、ワークロード、構成にクラウド ネイティブなセキュリティを提供

DSPM、CSPM、SSPMの違い

マルチクラウドの環境とデータを保護するには、多層型の保護が必要です。これらのソリューションの主な違いを解説します。

ユース ケースとメリット

運用環境におけるDSPMの活用

DSPMによってデータ セキュリティ態勢を継続的に監視および評価することで、データに関する高度なインサイトを取得し、潜在的な脆弱性を特定して、リスクに優先順位を付けられます。これにより、脅威の一歩先を行き、データ侵害を阻止して組織の評判を守ることができます。

画面を指差し、業務でのDSPMの使い方を伝える女性

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How DSPM Helps Prevent Data Exposure from Overprivileged Access

権限の約99%は使用されておらず、半数以上は高いリスクを抱えています。新たなアプリの登場、AIやクラウドの採用、デジタル トランスフォーメーションによってデータの拡散が進むなか、機密データへのアクセスを制御するには、統合されたデータ検出、アクセスのプロファイリング、リスク修復が必要です。

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Secure Shadow Data in the Cloud

2024年のデータ侵害の35%は、管理されていないソースに保存された「シャドー データ」に関連するものでした。これは、クラウド データが適切に分類、管理、保護されていないことによるものです。

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Identify Root Causes of Risks and Vulnerabilities

侵害の増加によって、ユーザー、アプリ、デバイスはリスクにさらされます。DSPMがAIを活用した統合型のデータ保護プラットフォームの一部としてリスクを特定し、軽減する仕組みを解説します。

ブログ

Effective DSPM Strategies for the Retail Industry

小売業界は、無秩序に広がるエコシステム、複雑なマルチクラウド環境、膨大な個人データや財務データを抱えているため、サイバー攻撃の格好の標的となっています。

ブログ

Healthcare Data Security Amid Rising Breaches

HIPAAやGDPRなどの厳格な規制の対象となっており、常にサイバー犯罪者の標的となっている業界では、PIIやPHIの保護がこれまで以上に大きな課題となっています。

ツールとベンダー

ニーズに合ったDSPMツールの選択

適切なDSPMソリューションを選択することで、クラウド データの保護、リスクの発見、イノベーションの確実な推進が可能となり、将来に備えたセキュリティの基盤を築くことができます。

DSPMツールについて議論しているグループ

ブログ

The Secrets to a Successful DSPM Deployment: Overcoming Challenges and Reaping Benefits

DSPMは急速な成長を遂げています。Gartnerは、2026年までに組織の約20%がDSPMを導入すると推定しています。この記事では、DSPMの導入を成功させるための8つの方法を紹介します。

リソース

DSPMソリューションを選択する際に考慮すべき5つの要素

このeBookでは、包括的なDSPMのニーズが高まっている背景、組織のニーズに適したソリューションを見つける方法を紹介します。

リソース

CISO向けガイド:AIとDSPMで未来の変化に対応できるクラウド データ セキュリティを構築

DSPMとAIを活用することで、シャドー データ、IDM、コンプライアンスなどの面からデータ セキュリティを強化することが可能です。実行可能な戦略やベスト プラクティスとあわせて解説します。